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福岡県議会 新議長がくじ引きで決定 「六つの約束」を表明

福岡県議会で新しい議長が決まった。報道によれば選出の過程で異例のくじ引きが行われ、新議長は就任にあたり「六つの約束」を掲げた。地方議会の議長選びの仕組みと論点を解説する。

福岡県議会 新議長がくじ引きで決定 「六つの約束」を表明

3行でわかるこのニュース

  • 福岡県議会で新議長が決まり、報道によれば選出過程で異例のくじ引きが行われた。
  • 議長・副議長の選挙は得票同数の場合にくじで決めると法律で定められている。
  • 新議長は「六つの約束」を掲げており、今後の議会運営への反映が焦点となる。
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福岡県議会で議長が交代 決め手は「くじ」

福岡県議会で新しい議長が決まった。報道によれば、選出の過程では「異例」と評されるくじ引きが行われ、その結果として就任が確定したという。新議長は就任にあたって「六つの約束」を掲げたと伝えられている。都道府県議会の議長がくじで決まるのは全国的にも珍しく、地方議会のあり方をあらためて考える機会にもなっている。

なぜ「くじ引き」で決まるのか

意外に思われるかもしれないが、くじ引きは思いつきの措置ではなく、法律にもとづく正規の手続きだ。地方議会の議長・副議長は、本会議での議員による投票(選挙)で選ばれる。この選挙には公職選挙法の規定が準用されており、得票が最も多い者が複数いて並んだ場合には、くじによって当選人を決めると定められている。つまり、投票を重ねてもなお同数が解消されないとき、最後はくじに委ねられる仕組みになっている。

実際の議会運営では、議長ポストは会派間の事前調整によって決まるのが通例だ。所属議員の多い会派が推す候補に他会派が同調し、本会議の選挙は形式的な確認の場になることが多い。そうした調整がまとまらず、会派の勢力が拮抗したまま投票に臨めば、票が割れて同数になる余地が生まれる。くじ引きという結末は、事前の話し合いだけでは決着がつかなかったことの表れとも受け取れる。

議長という役職の重み

議長は単なる名誉職ではない。地方自治法は、議長に議場の秩序を保持し、議事を整理し、議会の事務を統理し、議会を代表する役割を与えている。本会議や委員会の日程、議案の取り扱い、請願・陳情の処理といった議会運営の実務に幅広く関わるほか、知事や執行部との関係、住民や他の自治体に対して議会の顔となる場面も多い。

議長の任期は議員の任期と同じとされる一方、多くの議会では申し合わせによって1年から2年程度で交代する慣行が続いてきた。任期が短ければ多くの議員に機会が回る半面、腰を据えた議会改革に取り組みにくいという指摘も、かねて各地の議会で議論されてきた点だ。

「六つの約束」をどう見るか

新議長が掲げた「六つの約束」の詳細については、報道で伝えられている範囲を超えて断定はできない。ただ一般に、議長が就任時に示す方針には、公平・中立な議事運営、住民に開かれた議会、審議の活性化、議員間の合意形成、情報公開といったテーマが並ぶことが多い。約束が言葉にとどまるのか、会議規則の見直しや運営の実務に反映されるのかは、これからの1年の議会運営を見ればおのずと分かってくる。

住民が見ておきたい点

県議会の議長選びは、住民の目に触れにくい「議会の内側」の出来事だ。しかし、誰がどのように議長に選ばれ、その後どんな運営が行われるかは、県政のチェック機能の働き方に直結する。福岡県議会は本会議のインターネット中継や会議録の公開を行っており、住民が自分の目で確かめられる材料はある。掲げられた約束が実際の運営にどう表れるかを、継続して見ていきたい。

※本記事は各社の報道をもとに、編集部が再構成したものです。

📰 情報ソース:朝日新聞

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